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都内と業界の隅っこで生活しているエンジニアのノート

教育訓練給付制度の専門実践教育訓練給付金について

いつものAzure関連のネタとは関係ないですが、専門実践教育訓練給付金の申請手続きを行ったので、簡単なまとめです。

もともと、国も支援に力入れている分野ではあったと思うのですが、"リスキリング支援「5年で1兆円」"ということで、「リスキリング」とか「学び直し」など、最近の市場のテーマですね。

リスキリングとは「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」

経済産業省

専門実践教育訓練給付金については以下がわかりやすかったです。

www.gov-online.go.jp

今回手続きしました専門実践教育訓練を含む、教育訓練給付制度の指定教育訓練講座は以下のサイトで検索できます。

教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム

さて、手続きです。

マイナンバーを記載するところもありますし、手続きや今後の支給申請ごとにマイナンバーカードを提示することで写真2枚の提出が省略できますので、持参する身分証明書はマイナンバーカードが便利です。そのため、私は身分証明書としてマイナンバーカードを使用しました。  

1.居住所を管轄しているハローワークを確認

居住所を管轄しているハローワークを調べます。居住地が東京の場合、東京ハローワークで管轄している市区町村を確認できます。

また、電話で確認したところ、支給対象者支給要件の確認は身分証明書を持って窓口に行く必要があり、予約などは不要でした。

2.受給資格の確認

身分証明書を持って管轄のハローワクーに訪問し、支給要件の確認をします。

相談窓口に書類を提出して調べて頂き、「教育訓練給付金支給要件回答書(専門実践教育訓練)」を受け取ります。 資格要件を満たしていましたので、今後の流れについても説明していただけました。

今後の流れ

  1. ジョブカードを作成
  2. 訓練対応キャリアコンサルティングを受ける
  3. ハローワークで申請(今回と同じ窓口)
3.訓練前キャリアコンサルティングの予約

ジョブカード作成支援予約専用サイトでキャリアコンサルティングを予約です。私のときは、1週間くらい先から予約可能で、予約可能な直近2週間では3-4割埋まってる程度でした。

jobcard.work

4.ジョブカードを作成

ジョブカードに必要な書類を準備します。

  • キャリア・プランシート
  • 職務経歴シート
  • 職業能力証明(免許・資格)シート
  • 職業能力証明(学習歴・訓練歴)シート

ハローワークで頂いた「ジョブ・カード活用ガイド」にも入っていますが、以下のサイトの「全様式」から、全様式をまとめてダウンロードすることができます。

jobcard.mhlw.go.jp

5.訓練前キャリアコンサルティング

3で予約した日時に、4で作成したファイルを印刷して持参して、キャリアコンサルティングを受けるためにハローワークに訪問します。

キャリアコンサルティングは時間通り1時間で終了しました。 必要に応じて修正などが入るようですが、私の場合は特に修正はなく、キャリアコンサルタントから指定した口座がキャリアプランに適しているというお墨付きを頂き終了です。

6.教育訓練給付金受給資格確認の手続き

受講開始の1か月前までに教育訓練給付金受給資格確認の手続きを行う必要があります。 今回は受講開始まで6か月くらいありますが、ハローワークで訓練前キャリアコンサルティングを行ったついでに、そのまま担当窓口に行き給付の申請手続きを行いました。

必要書類

上記で申請は完了です。教育訓練給付の受給資格者のしおりを頂けました。

あとは、講座開始から6か月ごとに再度ハローワークに訪問して、申告を行うことになります。

実際の申請につきましては、場所や時期などで異なることもあるかと思いますので、詳しくは以下をご覧ください。

厚生労働省 教育訓練給付制度

Q&A~専門実践教育訓練給付金~